「台湾ってどんな国?」
知っているようで、意外と知らない台湾。
このページを訪問くださった方の目的はさまざまだと思います。
当ページでは、台湾の観光スポットからグルメや日本との関係など、幅広いトピックを扱っています。時間がない方は目次より気になる箇所だけ読んでくださいね。
地理と人口

台湾は日本の九州とほぼ同じ面積で、比較的小さな国です。でも人口は九州の人口1,300万の約2倍弱の2,400万人。人口密度は世界9位となっております。参考までに、日本の人口密度は世界25位。(人口、人口密度は2018年時点のデータ)
さて、台湾の人はみなどこに住んでいるのかというと、西部に集中しています。
台湾西部は地理的には平野で、大都市が連なります。主要な都市は、首都の「台北市」、台湾第2の都市「高雄市」、台湾の京都と呼ばれている「台中市」、台湾の古都と呼ばれる「台南市」などがあります。台北から高雄までは新幹線も通っていて、台湾西部の移動はとっても便利!
一方で、台湾の東部は全豊かなエリアとなっています。台湾東部で一番有名なのは、「花蓮市」。ここは、自然の宝庫で台湾国内では人気の観光スポットでもあります。台湾東部は新幹線がないので、少し移動が不便でもあります。
また、台湾の西部と東部を隔てるように、北から南へと山岳地帯が広がります。この地帯で一番標高の高い山は、「玉山(ぎょくざん)」という山で、なんと標高は富士山よりも高い3,952m(!)です。
主な観光地

日本人がツアーで訪れる場所は、そのほとんどが台北エリアです。
台北市内にはショッピングが楽しめる「台北101」や世界一の中国美術工芸コレクションといわれる「故宮博物館」などの人気観光スポットがあります。また、台湾の人気名物でもある屋台(夜市)も観光スポットとなっています。中でも「士林夜市」や「饒河街夜市」などが有名です。
台北市から少し足を伸ばせば、千と千尋の神隠しの舞台となったといわれている「九份」、や天燈上げで有名な「十分」などがあります。
台北エリア以外にも、高雄市の「龍虎塔」や花蓮市の「太魯閣国家公園」など観光スポットは数多くあるのですが、これらを訪れる日本人は多くはありません。
台湾の有名なお土産

友人が台湾旅行に行くと必ずと言ってよいほどもらうお土産は「パイナップルケーキ」です。南国台湾のパイナップルはとてもおいしいですよ。でも、このパイナップルケーキは、注意が必要です。
同じパイナップルケーキといえど、お店によって味はまちまち。私が初めて購入したパイナップルケーキは、外の皮は風味に欠け、更にはパサパサで口内の水分がすべて消滅します。そして中の餡は強烈な酸味が利いていて、美味しいとは言えませんでした。
一方で、台湾の友人にもらうパイナップルケーキはとても美味しい。本格的なお菓子屋さんなのか、皮がとにかく香ばしくて皮だけをずっと食べ続けたくなるほど。中の餡も、主張が激しすぎず、良いアクセントになっています。
みなさんには「ハズれ」を引いてパイナップルケーキを嫌いになってほしくないので、美味しいパイナップルケーキのお店を紹介しますね。詳細は別の記事にまとめていますので、興味がある方は是非ご一読を。
台湾グルメ

台湾と言えば、やはりグルメ。グルメがおいしかった国のさまざまなアンケート結果(CNNが発表したアンケート結果など)を見ると、そのほとんどが台湾が1位となっています。
台湾のグルメと言えば、
「美味しい」×「安い」ですね。
「えっ!?この値段でこんなにおいしいものが食べられるの?」
ちょっと感覚が狂うほど、安く美味しいものが食べられるのが台湾なのです。
台湾の人気グルメで言えば、「魯肉飯(ルーローハン)」、「牛肉麺」、「小籠包」、「七里香」、「バーワン」、「タピオカミルクティー」、「マンゴー」、挙げればきりがありません。
そして、そういった美味しい料理がわざわざ高級料理店に行かなくても、近くの屋台や駅(駅弁)でも食べられるのが台湾の素晴らしいところです。
そんな台湾の素晴らしいグルメを日本でも堪能できる場所があります。詳細は下記の記事で紹介しています。
言語

台湾の公用語は「中国語」です。台湾の学校やテレビ等、公の場では中国語が使用されています。(中国語の中でも、南部のほうで話される「福建語」という方言に近いです。)
一方で、家庭内や友達との会話では、中国語の他にも「台湾語」と呼ばれる独自の言語も使われています。(「台湾語」とは中国語から派生して独自の発展を遂げた言語)
また、一部では台湾原住民の諸言語も使われています。
ちょっと複雑ですが、一番広く使われているのは中国語なので台湾人との交流の際には中国語を覚えておけば大丈夫です。それに加えて、台湾語を少しでも話せると台湾人にとっても喜ばれますよ。
日本との関係

日本と台湾は結びつきが非常に強いです。これほど良い関係を築けている隣国(?)は世界的にも稀ですね。
みなさんの記憶に一番残っていると思われるのが、東日本大震災。この時、台湾がいち早く救援隊派遣を表明し、200億円以上の義援金が集まりました。(人口が約13倍の米国を大きく上回る金額です)東日本大震災以外でもお互い災害などで困ったときには義援金などを通して助け合ったりしています。
また台湾人はとても日本が大好き。日本文化(アニメやグルメなど)に興味のある台湾の若者たちが大量に日本に来ています。観光庁が発表したデータによると、来日台湾人の80%以上がリピーターで、中でも6回以上来日している人の割合は全体の約30%を占めています。(2017年時点)インバウンドにおけるキーワードは、中国人が「爆買い(収束ぎみですが)」、台湾人は「リピーター」といった感じでしょうか。
有名な台湾人
皆さん台湾人と言えばだれを思い浮かべますか?
王貞治、ビビアンスー、テレサテンなど日本人にとって馴染みがありますね。渡辺直美さんなんかも日本と台湾のハーフの方です。
でも、意外と日本人に知られていない偉大な台湾人がいます。
恐らく今の台湾人にとって、一番誇れる台湾人はこの人なのではと私は思っています。
その名も「周杰倫(Jay Chou)」。
中華圏で絶大な人気を誇る台湾出身の歌手です。
歌手だけでなく、作曲、俳優、映画監督、司会者も何でもできてしまうスーパースター。
超イケメンというわけではないのですが(周杰倫ファンの方ごめんなさい)、歌声を含めた才能が半端ないです。才能も含めると、男でも惚れてしまうほどの「イケメン」です。彼の魅力は別の記事でまとめましたのでこちらもご覧くださいね。
最後に周杰倫の代表曲「七里香」を1つ載せておきますね。(少し古い曲ですが)
台湾の有名な企業

台湾の有名な企業と言えば、エレクトロニクス関連が多いです。
シャープを買収して話題となった「鴻海科技集団(ホンハイ)」やパソコンなどを製造している「ASUS」,「ACER」などはご存知の方も多いのではないでしょうか。
情報は随時更新していきますので、またこのページでお会いしましょう♪
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