台湾への旅行を計画している人が感じる台湾の3つの魅力とは?
ひとつには、日本と台湾の文化が非常に良く似ていることがあります。
もうひとつには、台湾の人が親日家が多く、治安が良くて安心して旅行できるからです。
そして、最大の魅力とは、日本に比べ物価が安いことです。
例えば、そのひとつとして食事があげられます。
更に、お土産も市内のスーパーに飛び込めば、安いのでバラマキ用のお土産に数多く買えます。
そして、服もおしゃれで値段も手頃なのでいろいろ買えちゃいます。
ブランド品も日本よりは、確実に安く買えるのです。
特に、台湾の物価の安さからくるお得感を説明していきます。
■目次
台湾の物価って日本と比べて高いの?それとも安いの?

全体を通して台湾の物価は、日本よりも少し安いのです。
台湾に旅行で来ると良くわかりますが、特に、交通費が安いのです。
どうしてもツアーなど、団体でバスをチャーターして回っているとその交通費の安さに気づきにくいのです。
しかし、デパートや高級ブランド店などはやはり、日本とはさほど変わらないのが現状です。
日本とさほど変わらない高級品の物価、それは台湾の物価が年々、値上がりしているからなのです。
一体、我々の生活に影響する物価ってなんだろう?
※物価とは、さまざまな物・サービスの値段のことなんです。
旅行先の台湾での毎日にも物価は影響します。
台湾の通貨は?

台湾で使用されている通貨は、台湾元、台湾ドル、NT$(ニュータイワンドル)、圓、TWDと
呼ばれており、元、ドルと書かれています。
どちらも同じ通貨です。
流通しいる貨幣は、硬貨で1元、5元、20元、10元、50元の5種類です。
また、紙幣は、100元、200元、500元、1000元、2000元の5種類です。
もうひとつ、気になるのが、税金です。
台湾の消費税ってあるの?
思わぬ落とし穴です。
日本でも税抜の表示でレジに行ったら消費税が加算され、財布を見てヒヤリとしたことがあるでしょう。
台湾にも、日本の消費税にあたる「営業税」というものがあります。
「営業税」は内税方式なので、台湾での表示は税込み価格になっています。
ちなみに日本での消費税は、外税方式なので表示価格が税抜き表示です。
台湾での買い物での税は、価格に税が入っているということなので安心です。
台湾の営業税は、5%(2017年当時)が加算されています。
台湾ドルの最新レート(日本円との)
日本円との為替レート(2020年1月時点)は、1元=約3.65円です。
ややこしいので、台湾での元の表示額に4倍すれば、ほぼ日本の価格に相当します。
※日本の消費税も足し込むと約4倍ぐらいになります。
例えば、100元は400円ぐらいかな。
しかし、海外旅行の場合、為替レートは常に変動しています。
円高のときにはお得になり、円安のときは損をした気分になってしまいます。
タイミングを見計らい、両替するのが良いでしょう。
このように台湾で両替したあとは、早速、台湾の町に繰り出し、
日本よりも若干安い物価水準を味わって見てください。
台湾で買い物したらレシートは取っておく
台湾のレシートって、実は「宝くじ」が入っていると知っていました?
飲食や買い物をしたら、レシートを見てください。
そこに書かれてある8桁の番号が宝くじの番号です。
日本人でも当選金を受け取れます。
また、最高の1等では1000万元、日本円では3700万円です。
ついつい、物価が安いと食事や買い物を多くしてしまいます。
レシートが溜まり、その中に当りのレシートがあれば、こんな嬉しいことはありません。
だから、レシートを捨ててはいけません。
さっそく味わう台湾の食事、お値段はどう?

おいしいものを安く、お腹いっぱい食べたいのが、旅行の楽しみですよね。
ところで台湾の食事は本当に安いの?
台湾でも実際には、高級レストランと呼ばれるお店は、日本と同じように高いようです。
しかし、現地の人が行くレストランは日本に比べ7~8割ぐらいのお値段です。
例えば、日本の食堂で800円ぐらいの料理だと、台湾では560円~640円ぐらいが目安です。
更に、人気の夜市での食事だと、日本円で400円ほどでお腹いっぱい食べられます。
特に、物価の安さを感じる交通機関に乗って安くて美味しいグルメを堪能してみて下さい。
台湾の食事といえば、小籠包

台湾に来たら、何より先にこれ「小籠包」を食べなくては?
日本でも人気のある「小籠包」ですが、日本より半額近くで食べられるのが嬉しいです。
地元のひとがゆくお店ならば10個入で100元(380円)ほどで食べれるのです。
更に、屋台や夜市では80元(300円)ほどで食べれます。
日本で食べる値段の半額です。
台湾ならではのお値段で、しかもおいしい。
台湾の食事、ルーロウファン、漢字で魯肉飯と書きます

日本で言うところの牛丼に近いかな?いや、豚丼です。
ご飯の上に豚の肉汁からとったタレがかかっており、つゆだくにしたくなります。
ここでのご紹介のお店は、老舗の魯肉飯屋さんで「金峰魯肉飯(ジンフォンルーロウファン)」です。
老舗だけあって店はいつも混雑しています。
魯肉飯は、大(50元/190円)、中(40元/152円)、小(30元/114円)と安い。
日本の牛丼並(387円税込み)、新味豚丼並(371円税込み)よりも安く、ここでは物価が安いと感じます。
台湾の食事のあとのお飲み物に「タピオカ」です。

日本でも人気爆発の「タピオカミルクティー」。
甘いミルクティーにもちもちの食感があり、幅広い年齢層に人気があります。
そんな影響もあって日本では、この「タピオカミルクティー」が500円前後します。
しかし、発祥の地である台湾では、地元の店でも30元~45元(約114円~170円)
と日本の3分の1程度のお値段で飲めます。
さらに、夜市ではもう少し安い店もあるようです。
台湾では、物価の安さで日本で飲むより3杯は飲めちゃいます。
いろいろなお店の「タピオカミルクティー」の飲み比べも可能です。
台湾でのチップは必要か?
結論から言うと「台湾でのチップの習慣はありません。」
だから、お食事やホテルでのチップの気遣いの必要がありません。
日本と同じように食事が終われば、支払いを済ませて店を出るだけです。
これらのグルメを味わうには、ツアーという手もありますが、
台湾の物価が日本よりも安いのを実感するためにもMRT、バスなどを使ってガイドブック片手に街中を散策するのが面白いでしょう。
お腹もいっぱいになり、台北市内を散策しているとついでにお土産品を探そうと思い立ちました。
台湾で人気のあるお土産のお値段は?

台湾でお土産を買うには、ふたつの方法があります。
ひとつは、外国人用の免税店でお土産を買う方法です。
ここのお土産は、それなりにお高いのですが、メリットは免税されていることです。
もうひとつは、自分の足で市内をめぐり探す方法です。
せっかく来た台湾なので、お土産も台湾にしか売られていないものを探そすのも良いかもしれません。
MRT・バスで市内をぐるぐる回っていると街のあちこちに食品スーパーが目に付きます。
中に入ってみると、日本にはないものや珍しいものがいっぱいあります。
それに本当に安い、これなら会社や知人へのお土産のバラマキにも最適です。
台湾のバラマキお土産は食品スーパーにある
ここからは、バラマキ用のお土産を市内の食品スーパーで探します。
①パイナップルケーキ・・・台湾のスーパーにもあり、10個入りで50元(190円)
②台湾リプトンのティーバック・・・ミルクティーや鴛鴦茶、2.8gが18袋入りで110元~140元(418円~530円)
③台湾のカップラーメン・・・とてもめずらしいので喜ばれる、40~52元(150円~198円)
④レトルトの魯肉飯・・・本場の味でご飯にかけるだけ、1袋40元(約150円)
⑤台湾フルーツビール・・・甘甜鳳梨(パイナップルビール)、香甜葡萄(ブドウビール)、香郁芒果(マンゴービール)があり、日本ではめずらしい味のビール、1缶30元(114円)
⑥台湾のインスタントラーメン・・・日本で言う袋麺のことです、4~5袋入で70~110元(266円~418円)
⑦小袋に入った落花生・・・竹炭花生、竹炭の衣でまぶしたピーナッツ、小袋3袋入りで、50~100元(190円~380円)
どれも台湾の物価の安さを反映していて、日本よりも安い買えます
めずらしいから喜ばれるし、安いのでたくさん買い込めます。
次に、紹介するのは、通常のお土産店に並ぶ台湾の定番のお土産類です。
台湾のお土産は、バラマキ用とちょっと目上の人用に分けて購入するのが良いでしょう。
台湾の定番のお土産、「パイナップルケーキ」
台湾での定番のお土産がなぜパイナップルケーキかというと、会社などの人数の多いところにも持ち込めるからです。
それにバラ売りもあり、ホテルに帰ってから自分用にも購入出来るのが最高です。
お値段は、12個入りが500元(1,900円)と20個入りが800元(3,040円)です。
台湾本場の「台湾茶」です。
台湾茶の入れ物がすごっくおしゃれで親しい方へのお土産にも最適です。
香りもさすが本場を感じさせるものがあり、日持ちも良く喜んで貰えます。
お値段は、缶入り2缶のセットが780元(2,960円)、
4種類のお茶が5パックづつのセットが380元(1,440円)とお手頃です。
台湾の新定番となりそうな牛軋糖(ヌガー)
お砂糖にナッツが練り込められてあり、甘い中にもサクサク感がたまらない。
子供のいる家庭や自宅でも喜ばれる一品です。
お値段は、マンゴ味のヌガー30個入りが430元(1,630円)、
ミルクと抹茶味の30個入りが420元(1,600円)でお得感があります。
いずれのお土産も日本円で五千円あれば、いくつか買い揃えられます。
ついでに自分のお土産も探しましょう。
台湾の安い物価でかわいい服を買う。
台湾で安くてかわいい服をゲットするには、ファッション天国と呼ばれている「五分埔商圏」へ行くのが良いでしょう。
「五分埔商圏」とは、(ウーフェンプーシャンチュエン)と言います。
ここは台湾のアパレルショップや夜市などが仕入れにくる問屋街なのです。
だから安いのです。
尚、問屋街なので服が無造作に置かれてありマネキンのようにきれい飾られていることも少ないのです。
また、服以外にも雑貨や靴、バッグなども扱っている店もあります。
日本に比べると同じような品物でも日本の2~3割といった超安値の品物もあります。
問屋街なので試着室はありません。
また、袋詰めされた服には触ってはいけません。
値札のない品物もあります。
台湾でブランド品をお安く買う2つの方法
台湾ではブランド品をお安く買うコツがあります。
台湾では、あなたは海外から来た旅行者なのです。
つまり、税金が掛からない、免税されるのです。
免税の方法にも2種類あり、それぞれ長所と短所があります。
このTRSとは、外国人に営業税が還付される仕組みです。
但し、TRSの看板の出ているお店であること。
同一店舗で2,000元(7,600円)以上のお買い物が対象です。
その後パスポートを見せて領収書と退税明細申請表をもらい、出国時に税関カウンターで還付を受けます。
政府公認の免税店でお買い物する場合はTRS店のような
面倒なことはありません。
更に、TRS店は営業税だけですが、免税店では関税やたばこ税、酒税まで引かれています。
政府公認なので店の数が少なく、決まった場所にしかないのが欠点です。
それでは、日本と台湾の物価によるブランド品の価格比較をしてみます。
免税店でどれだけ安いか比較してみましょう。
ブランド品の日本と台湾の値段の比較
・COACHのリュックサック『マンハッタン バックパック ヴァーシティ スポーツ』
日本税込み価格 85,320円>台湾免税価格 74,740円
・Diorの口紅『アディクトラッカースティック』
日本税込み価格 4,212円>台湾免税価格 3,774円
・GUCCI、『インターロッキングウォッチ エクストララージ』
日本税込み価格 131,760円>台湾免税価格 113,220円
といずれも1割以上安いのです。
ブランド品を購入する場合は、免税店が断然お得です。
最後は、暑い台湾での必需品の水、それにビールを日本と比較します。
台湾で喉の乾きには、物価の安い水やビールを買う

台湾は日本よりも暑いので水分補給は欠かせません。
でも、水道水の水は飲めないので、ミネラルウォーターか、市内で売られている安い水を買うしかないのです。
そして、ホテルやレストランでは物価の安いビールを注文しよう。
台湾での物価が安いが、水事情はどう?
台湾では、一般家庭やホテルを含めどこの水道水も飲めません。
ホテルで顔を洗ったり、歯を磨く文には問題ありません。
また、レストランなどでお冷が出てくることはありません。
出てきても飲まない方が良いでしょう。
台湾での水のお値段
①コンビニのミネラルウォーター・・・多喝水(600ml ペットボトル)
15~20元(57~76円)
②台湾の加水站(水スタンド)の水・・・ミネラルウォーターは5lで5元(21円)、
竹炭水5lで10元(38円)となっています。
台湾は暑いから水は必需品です。
じゃ~ホテルに帰ってからは、台湾のビールで喉の乾きをいやしましょう。
台湾で物価の安いビールを味わう
日本でのオーソドックスなビールもありますが、マンゴ味やフルーツ味などのビールもあります。
台湾にも多くの日本のビールが入ってきており、とても人気があります。
じゃ~日本で飲むビールと台湾で飲む日本のビールどちらが安い?
日本の酒税と台湾の酒税が全く違います。
日本ではビールの酒税:77円、それに比べ、台湾での日本ビールの酒税33円と倍以上違っています。
台湾のビールはどんなのがある?
・台湾酒 瓶ビール 1本=45元(171円)日本の第3のビールより安い
・台湾酒 金牌 缶ビール500ml 1缶36元(136円)これも安い
その他にも、日本のビールやヨーロッパからの輸入ビールも数多く入っています。
これらは、現地のビールほど安くはありませんが、確実に日本よりは安くいただけます。
まとめ
今回、台湾での観光を楽しみ、食を味わい、親日的なやさしい人柄にもふれあい、
そして、台湾の物価の安さに満足しました。
安い店を調べれば、必ず、台湾には日本より安い店が見つかります。
そして、現地の人に尋ねるのもひとつの方法です。
現地の人に教えて貰えば、親切に教えてくれます。
さらに、ガイドブックにはない、めずらしいお店も見つかるかも知れません。
台湾に来る人のリピータが多いのもうなずけます。
是非、一度ならず、二度三度と足を運び、観光・食・人柄、それにプラス物価安の魅力あふれるお国柄です。
コメントを残す