「社会的規範」「市場的規範」とは?人のモチベーションを左右する知って得する心理学




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みなさんこんにちはTakuyaです。

あなたもこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?

 

 

あなたは友達の引っ越しを手伝った。

とても疲れたが、友達の手助けができたこと自体に満足している。

そこで、友達がお礼にと、2,000円を差し出してきた。

先ほどの満足感はあっという間に消え失せ、モヤモヤとした感じが虚しく残った。

この不思議な体験の裏には、ある”原理”があります。

今日は、その原理を解き明かすと共に、日常にどう活かしていけるかを分析していきます。

 

この原理を知っていれば、

  • 人にどうやって依頼事をするか
  • 人のモチベーションを管理する方法
  • 自分のモチベーションをキープする方法

などの重要なヒントを得ることができます。

 

社会的規範と市場的規範 概要

上記の体験の謎を解き明かすカギは

・社会的規範

・市場的規範

という考え方です。

 

それぞれの概念は上の図でざっとご理解ください。

社会的規範と市場的規範の重要なポイント

そして、重要なポイントは2点あります。

  • 社会的規範はすげーー!
  • 混ぜるな危険

という点です。

それぞれのポイントについて例を挙げながら説明していきます。

社会的規範すげーー!

人は市場的規範よりも、社会的規範のほうが、熱心になれます。

つまり、お金のためよりも、

思いやりのため、信条のため、義務感のため、忠誠心のため、社会貢献のため など

のほうが、モチベーションが高くなりやすいのです。

一つ、面白い例を挙げます。

全米退職者協会は弁護士に困窮している退職者の相談に乗ってくれないかと依頼をした。

30ドルで依頼した場合、弁護士は断った。

しかし、無報酬で依頼したところ、圧倒的多数の弁護士がこの依頼を引き受けた。

これは、30ドルでの依頼は市場的規範に該当し、弁護士たちは、この金額は相談料として見合わないと考えました。

一方で、無償の依頼は社会的規範に該当し、彼らは困窮者に手を差し伸べようと、依頼を引き受けたのです。

 

市場的規範の場合には、シビアで対価に見合った仕事しかしないのに対して、

社会的規範の場合には、信条のために無制限に他者へ貢献しようとなりうるのです。

従って、モチベーションを管理する際には、社会的規範の考え方を導入することが重要となります。

混ぜるな危険

社会的規範でうまくいっていることに、市場的規範を持ち込んではいけません。

社会的規範→市場的規範に切り替わってしまった暁には、社会的規範に容易には戻れなくなります。

1つ例を紹介します。

とある託児所で子供たちの迎えに来る親の遅刻を防止するために、罰金制度を導入した。

その結果、導入前と比べて、遅刻数は増加した。また、その後、罰金制度を廃止した後は、さらに遅刻数は増加した。

この例があらわしていることは、

もともと、親たちは社会的規範のもと、託児所に迷惑をかけまいと遅刻をしないように努めていました。

しかし、罰金制度導入により、市場的規範に切り替わり、遅刻の対価として罰金を支払っているのだから、遅刻しても罪悪感はないと考えるように。

そして、極めつけは、罰金制度を廃止しても、簡単に社会的規範に戻らないということです。

一度消えた罪悪感は戻ることもなく、さらには罰金もないので、遅刻数がより増えたということになります。

つまり、市場的規範である程度うまくいっている(遅刻数がそこまで多くない)状態で、市場的規範を導入するのは非常にリスクが大きいということを意味しています。(さらには後戻りできない)

社会的規範と市場的規範をどのように活かすか?

さてここまで学んできたことをどのように日常で活かしていくか例を挙げてみます。

人に簡単な依頼事をするとき

市場的規範ではなく、社会的規範の範囲で依頼しましょう。

例えば、友人に郵便物の投函を1通依頼するとした場合、絶対に対価としてお金を渡してはいけません

その瞬間、友人への依頼が”取引”に変わってしまうからです。

例え、対価が十分な金額だったとしても、その後依頼事をしあうときに、毎回対価の概念が頭をかすめ、友達を「手伝う」という行為が取引のような感覚になってしまう恐れがあります。

僕も先日似た経験をしました。

先日、母親に不用品をヤフオクで出品してもらうよう依頼しました。

その時、僕は出品額の10%をあげる、と約束しましたが、言った直後から心がモヤモヤしっぱなしです。

恐らく母も同様でしょう。

親子間で市場的規範を持ち込むのは絶対にNGですね。

親子の良好な関係が崩れかねません。

社員のモチベーションを管理したいとき

社会的規範をうまく活用すること、つまり、社員に仕事の社会的意義を感じてもらえるようにすることが最重要です。

例えば、仕事によって、助かった人、喜んでもらえた人達の声が聞ける仕組み(交流の場のセッティングなど)を作ることなどが有効です。

また、良い実績を残した社員には、臨時ボーナスを設けるよりも、

優良社員旅行、権限委譲などのほうが、仕事の喜び、意義、やりがい、会社への忠誠心も増します

その結果、長期的な視点ではモチベーションがより向上するといえます。

自分のモチベーションを管理したいとき

物事に取り組む際には社会的規範の目標(自己成長や、他人への貢献など)があるとモチベーションがあがりやすくなります。

一方で、市場的規範の目標(金銭的見返りを期待したもの)だけでは不十分です。

従って、モチベーションが上がらないと感じた時には、自分が取り組む意義(自分の何を成長させたい?何に貢献したい?)を明確にしましょう

下記は僕の例です。

僕は以前ブログで挫折した経験があります。当時、金儲けのためにブログを書いていました。

お金の対価としてのブログ執筆だったので、収益0円状態が継続したとき、僕の心は折れました。

しかし、今は僕がブログを書く目的は収益目的ではなく、自己成長とそれを通じた他者貢献です。

だから収益のことは全く意識しておらず、収益0円が続いても書き続けていく自信と覚悟があります。

逆に、収益化が少し怖いです。

自分のブログを書く意義が社会的規範(自己成長のため)→市場的規範(対価を受け取るため)に切り替わる可能性があるためです。。。

まとめ

この市場的規範、社会的規範の考え方を抑えていると、自分や他者のモチベーション管理ができるようになります。

最後に、下記の本に市場的規範、社会的規範を含め、日常でも役立つような心理学の知識がギュっと凝縮されています。是非ご一読を。

 

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