台湾文化と日本文化の違いは?食文化やその他気になる違いを解説!




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  • 日本と台湾は距離は近いけど文化はどうなのかな?
  • 台湾旅行に行くけど食文化はどうなんだろう・・・

台湾旅行に行くなら文化の違いも気になりますよね。

そこで文化面・食文化面での台湾と日本との違いを紹介したいと思います。

台湾文化と日本文化の違い

バイク文化

台湾は日本よりオートバイの保有台数が多く、日本が約1200万台に対して台湾が約1500万台となっています。

このことからバイクは台湾人にとって一番ポピュラーな移動の手段といえます。

理由としてバイクの方が免許の取得費用が安いことや、レンタルバイクという制度があります。

台湾の免許取得費用ですが、一般の車の免許取得費用は日本円で3~4万であるのに対して、普通バイク免許(250㏄以下のバイク免許)は車の免許の1/10の3000~4000円程度。

さらにレンタルバイクという制度を使えば、バイクを所有していなくてもバイクに乗れます。

街に2・3件くらいはあり、料金も24時間で1000前後とかなり安いです。

また、バイクを駐車する駐車場も街のあちこちにあります。

地下鉄

台湾では、地下鉄のことをMRT(Mass Rapid Transit)といいますが、台湾に3種類ある鉄道を区別するためにそれぞれ名前がついています。

MRTは地下鉄、台鉄は一般の電車、高鉄は台湾新幹線です。

このうちMRTは料金が安く移動の手段として重宝するのですが、「飲食禁止」というルールがあります。

台湾には屋台か飲み物を買うドリンクスタンドが多く、日本人観光客はつい食べ物や飲み物を持ったまま電車に乗ってしまうことも多いです。

しかし、MRTは電車内はもちろん、駅構内も全面的に飲食禁止となっています。

かなり厳格に飲食禁止のルールが運用されており、飴やガム類も飲食禁止です。

MRTは飲食に関する罰金の規定もあるのですが、実際に支払った例はあまりなく、多くは注意で終わることがほとんどです。

ちなみに飲食禁止はMRTだけであり、高鉄・台鉄は飲食が可能です。

禁煙

2009年に台湾で「タバコ煙害防止法」という法律が改正されました。

この法律では、教育機関・医療機関・公共交通機関・宿泊施設・飲食施設など、多くの施設が禁煙場所の対象として定められており、「喫煙場所を探すのが少ない」というほどいたるところが禁煙場所として定められています。

要するに、公共の場所ではタバコは吸ってはいけないということで、喫煙可能な場所は、飲食店の喫煙所(オープンテラス)や路上で立ち止まって吸うならOK(歩きたばこは不可)です。

お酒

日本では仕事での飲酒が多いです。また、お酒が好きな人は友人同士・自宅でも飲む人も結構多いと思います。

しかし、台湾ではお酒を飲む人は日本に比べて少ないです。

日本の会社の飲み会というものも存在せず、さらに居酒屋で飲むという風な習慣がありません。

台湾では自宅にお客さんを招いて、食事をしながらお酒をふるまうというスタイルです。

台湾ではお酒の席で酔っ払って泥酔してしまうことは恥だと考えられています。

多民族

台湾は日本と異なり、多民族国家で本省人・外省人・原住民族で構成されています。

本省人は明の時代から台湾に移り住んできた福建省出身者の子孫。いわゆる台湾人といわれる人たちです。

外省人はもともと中国大陸に住んでいた中国人のグループ。国民党軍として、日本軍や共産党軍との闘争に敗れて逃れてきた国民党軍の軍人やその家族関係者等です。

中国語を話し、台湾語を話せる人はほとんどいないそうです。

原住民はもともと台湾にいた先住民族の事です。

また、台湾は日本よりも経済的な貧富の差が大きく、富裕層と中低所得層の差が大きいです。

台湾と日本の食文化の違い

台湾では生モノを食べない

日本は衛生面がとてもしっかりしています。水道水をひねれば水も飲めるし、スーパーでの食材も鮮度が高いです。

ですが、この感覚は台湾での食事について同じとは言えません。

海鮮

夜市で見る海鮮はおいしそうですが、やはり鮮度が不安です。

特に店頭に長時間生で放置されているような店では食べない方が無難です。

ただ、高級ホテル内にあるレストランは安心ですが、お値段が高くなります。

水道水

台湾の水道水はそのまま飲まない方がいいです。

水質的には飲めるレベルとされていますが、日本のように定期的に水道管のメンテナンスはされていないものと思われます。

ですので、見た目が問題なさそうでも生水で水分補給はしない方が無難です。

水分補給はコンビニでミネラルウォーターなどを購入しましょう。

スープを飲むときに音を立てない

台湾にはおいしい麺料理がたくさんあります。

しかし台湾では麺をすする音は「品がない食べ方」として評価されます。

麺を食べるときは、音をたてないように少しずつお箸で口元に運ぶか蓮華の上に乗せて食べるというのが一般的です。

また、スープの場合はどんぶりに口をつけて飲み干すのも品がないと思われます。

対処法としてレンゲですくいながら食べるのがいいでしょう。

冷たい水(冷水)を飲む文化がない

台湾では中国大陸と同じで冷たい水を飲む習慣がありません。理由は水質が良くないせいで、生水(冷水)が危険だからです。

特に水質が悪い場所では、歯を磨くのも蒸留水かミネラルウォーターを使います。臭みがあって口に入れられないからです。

冷水を飲まない代わりにお湯(白湯)を飲みます。

ゲップはOK

日本ではゲップは失礼と考えられていますが、台湾ではそうではありません。

自然現象という感じで、さすがに女性はあまりしませんが、男性はかなりの確率でゲップをします。

食べ残りは持ち帰る

日本のレストランで食べきれなくて料理を残してしまっても、衛星などの理由で持ち帰るということはまずありません。

ですが、台湾では持ち帰るというのは当たり前とされています。

まとめ

以上、台湾と日本との文化の違い・食文化の違いを紹介しました。

台湾の人は基本的に明るく、おおらかな人が多いですが、現地で失礼を働くのはさすがによくありません。

また、地下鉄の罰金刑を知っているのと知らないのでは大違いです。

日本と台湾の違いを知るのも旅行の面白みの一つです。

それでは良い旅を。

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