
この記事ではこの疑問に答えます。
新しい言語を学習するときって、はじめは何から着手すればよいか戸惑いますよね。
言語によっても少し事情が異なってくるでしょう。
ということで今回は、これから中国語の学習を始めようと思っている人が、まず初めにやるべき2つのことを紹介します。
この記事を読めば、学習方法についての迷いが消え、効率的に学習を進めていくことができます。
そして、この2つを実施した後の学習の進め方については、こちらの記事で紹介していますので併せて確認くださいね。
中国語初心者が始めにやるべきこと①目標の設定

まずは目標の設定をしましょう。
実はこれがかなり重要です。
「えーそんなこと?」
「もっと中国語の何を学習すればよいのかを知りたい!」
と思われるかもしれません。
でも、この目標設定がなければ学習はスタートできません。
この目標が曖昧であればあるほど、その後の学習効率が悪くなります。
実際、何となく中国語を学習し始めようと思っている人も多いと思います。
特に大学に入って、第2外国語で中国語を選択した人の多くは「何となく」中国語を選んだのではないでしょうか(私がそうでした)。
しかし、「何となく」中国語を学習した場合、学んだ中国語の大半が無駄になる可能性があります。
それはなぜか?
目標によって学習するべき内容が異なるからです。
例えば、
- ビジネスで使うから
- 中国人と結婚したから
この2つの目的において、学習すべき中国語は同じでしょうか?
かなり違いますよね。
一つ面白い例を挙げます。
私の友人(日本人)で中国人の嫁を貰った人がいます。
彼は、奥さんと中国語で会話しているようです。
でも、彼は中国語で仕事ができません。
中国語のメールの内容を理解するのにかなりの時間がかかりますし、中国語で仕事に関する自分の意見を言うこともできないのです。
このことから何がわかるか。
それは、
利用シーン(目的)によって実際に使う中国語は大きく異なる
ということです。
繰り返しになりますが、目的によって学習するべき中国語は変わってくるのです。
もちろん基本的な文法などは共通です。
ただ、どのような単語やフレーズを覚えるべきか、もしくはスピーキング/リスニング/ライティング/リーディングのどこに重点を置くべきか。
これが学習の目的によって異なるのです。
ということで、まだ学習の目的が決まっていない人は、仮の目的でよいので目標設定しましょう。
「中国語をマスターしたら将来こんなことやってみたいな~」
これくらいの想像であればできるはずです。
それでも中々イメージできないという方のために、私が考えた「中国語ができたらできること」をいくつか紹介しますので参考にしてください。
- 中華圏関連のビジネスができる
- 中華圏旅行が自由にできる
- 中華圏の友達と交流できる
- 中華圏のドラマ、映画、音楽を楽しめる
- 中華圏の人と結婚できる
- たくさんの情報が手に入る(中国語の話者は全世界に約14億人!)
さて、何らかの目標設定ができたならば、次のステップに進みます。
中国語初心者が始めにやるべきこと②ピンインの学習

ピンインとは中国語版の平仮名のようなものです。
つまりは漢字のふりがな。
このピンインを理解しないと、中国語の発音の学習ができません。
だからピンインは中国語の学習における基礎中の基礎です。
このピンインの最も効率的な学習方法を2つ紹介します。
①教材とYouTubeを活用する
まずは中国語の初級者向けの教材を一冊購入します。
必ず最初にピンインの説明があるので、そこでピンインの仕組みについて学習してください。
ただ、ピンインの発音は実際に聞かないと習得できないのでYouTubeもうまく活用しましょう。
ここでピンイン学習において、おすすめのYouTube動画を紹介しておきますね。
※人によっては、教材を活用せずとも、下記の3つの動画だけでピンインを習得できるかもしれません。ただ、その後の文法を効率的に学習するためには教材は必須なので教材は購入しておきましょう。
1.【中国語初級】絶対上達する発音のコツ!〜母音編〜
2.【中国語初級】絶対上達する発音のコツ!〜子音編〜
3.【中国語初級】マスター必須!四声の区別
②TaiwanBlogのサイトより学習
当サイトでもピンイン学習用のページを作成しました。
網羅的に効率的に学習できるように設計してあります。
①の方法よりも短時間でピンインのすべてを学習できますので是非活用ください。
※ただ先述の通り、その後の文法の学習において教材は必要なので、教材は購入しましょう。
ピンイン学習用ページはこちらから。(工事中)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中国語をこれから学ぶという人は、まず何から始めればよいか分かったと思います。
その後の効率的な学習方法についてはこちらの記事でまとめていますので併せて参考くださいね。