
中国語に限りませんが、「リスニングが難しい」という悩みをよく聞きます。
確かにリスニングの勉強は文法などの他の勉強方法とは全く異なるので、やり方を知らないと中々成長しません。
この記事では中国語のリスニング力を効率的に伸ばす勉強方法を紹介します。
リスニング力を鍛える勉強方法

中国語のリスニング力を鍛える勉強法については、「実践」あるのみです。
当然ですが、リスニング力を鍛えるためには、「リスニング」の練習を繰り返す必要があります。
どれだけ文法や単語を座学で学習しても、「リスニング」の練習をしなければリスニング力は鍛えられません。
「知っている」単語と会話で「聞き取れる」単語は違うということを認識しておいてください。
それでは、具体的にどうやってリスニングの実践練習をするのか紹介していきます。
動画視聴

今の時代に生まれたからには動画を有効活用しない手はありません。
YouTubeやそのほか動画プラットフォームには、中国語のドラマ、映画、テレビ番組、YouTuberによる動画、中国語の学習用の動画などがあふれています。
これらの動画から、自分にあった動画を選択して、視聴してください。
自分にあった動画というのは、あなたが「中国語を勉強する目的(中国語で将来何をしたいのか)」に応じて判断する必要があります。
例えば、ビジネスで中国語を使いたいのであれば、ビジネス関連のドラマや映画を見るとより効率的に勉強できますね。
また、動画でリスニングの勉強をする際のポイントは
- 中国語の字幕で視聴する
です。
こちらの詳細や、おすすめのドラマなどについては「中国語はドラマや映画を見るだけでは上達しない!?効率的に動画学習する方法を解説」の記事も参考ください。
中華圏の人と交流する

中華圏の人と中国語で実際に会話をしてみるのもリスニングの良い実践練習となります。
実際の会話に慣れるという点では、動画での勉強よりも効果的です。
そうはいっても、中華圏の知り合いがいない、という方は、「中国人や台湾人と出会う方法5選~中華圏の人との交流を通して中国語を学習しよう~」の記事を参考に中華圏の人を見つけてくださいね。
注意点

ここからは、リスニング力を鍛えるための勉強をしていく上で、必ず気を付けて頂きたい注意点を紹介します。
習得したい言語(方言)を明確にする
中国語と大きくひとくくりにされていますが、中国語にはいくつかの種類と方言があります。
物によっては、発音などが大きく異なります。
なのであらかじめ自分がどの言語を習得したいのかを明確にし、その言語でのリスニング勉強に特化する必要があります。
言語が話されている地域ごとにざっくりと説明するとこのようになります。
◆中国(広東省以外)
普通話
◆台湾
台湾華語(普通話とほとんど同じ。)
◆香港、広東省(中国)
広東語(普通話とは発音も文法も異なります)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リスニングが苦手だという方は多いですが、効率的に学習すればだれでも習得できます。
ポイントは、動画や中華圏の人との交流を通じてとにかく実践するのみです。
また、中国語のリスニング以外の効率的な学習方法については「【初心者必見!】中国語の効率的な学習法は?~独学でもできるおすすめの方法~」の記事を参考ください。