台湾旅行の際に、ある程度の現金は必要ですが、大金を持って行くにはちょっと心配しているあなたへ!
台湾ってクレジットカードが使える店があるの?
また、台湾へクレジットカードを持っていった方が良いでしょうか?
もし、クレジットカードが使えないなら、わざわざクレジットカードを持って行く必要がないと思う。
ちょっと、待ってください!
台湾でクレジットカードがお役に立つ場面は、数多くあります。
しかし、現金も必要です。
そのため、クレジットカードと現金の使い分けを説明いたします。
■目次
台湾でのクレジットカードについて

台湾の現状は、残念ながら、クレジットカードの支払いが普及しているかと言えば、
まだまだ、圧倒的に現金でのやり取りをする店が多いです。
それでは、クレジットカードは必要ないかと言うとクレジットカードは、
台湾を旅行する際には、是非持参して下さい。
なぜかと言うとクレジットカードの必要な場面が多々あるからです。
一般的には、台湾の人々のクレジットカードの使用率はまだまだ低いのですが、
観光客であるが故に必要な場面が出てきます。
それを順を追って説明していきます。
台湾でクレジットカードが使えない場面とは?

台湾では、まだまだ現金が有効な取引手段です。
そのため、中小規模のレストランや店舗では現金でないと受け付けてくれない店も数多くあります。
台湾で、クレジットカードが使えない場所とは?
残念なことに台湾では、日本ほどクレジットカードの利用の普及が進んでいません。
支払い時に慌てないためにも、現金は是非、準備しておきましょう。
台湾でクレジットカードの利用出来ない場面とは
・交通期間、公共交通機関はもとより、タクシー、バスなどです。
・中規模以下のレストランや屋台、または、ドリンクスタンド
・コンビニエンスストア
・中規模以下のお土産店や一般の商店
・マッサージ店や風俗店
・鼎泰豐(ディンタイフォン)の本店や市内のスーパーなど
と台湾の店の実に70%近くがクレジットカード利用を受け付けていません。
しかし、だからと言ってクレジットカードを持って行かないと決めつけるのは間違っています。
クレジットカードを持参することによって特典を活かす場面が数多くあるからです。
まず、台湾でのクレジットカードについてもう少し詳しく見ていきましょう。
台湾でのクレジットカードの事情とは

台湾では、まだまだクレジットカードが使える場面が少ないと言うことはわかりましたが、
では、台湾で旅行にクレジットカードは、なぜ必要なのでしょうか?
台湾では、近年にキャッシュレス化の傾向が進んできています。
台湾政府も本腰を入れてクレジットカードの普及に全力をあげています。
その結果、特に、台北や高雄では観光客でのクレジットカードの利用率が年々上がってきているためです。
それでは、台湾でのクレジットカードについて見ていきましょう。
台湾旅行で使えるクレジットカードブランドは?
まず、定番の国際的なクレジットカードの内、VISA、Mastercard、JCBの3種類のクレジットカードがかなり使えます。
そのうち、VISAとMastercardは、海外旅行でも強いクレジットカードです。
ちなみに、世界的なシェア率では、VISAが59%でシェア1位
Mastercardが26%シェア2位で
この2つのクレジットカードで全体の84%にもなります。
そして、日本のクレジット会社であるJCBが1%でシェア5位となっています。
・VISAに関しては、圧倒的なシェア率とアメリカ、欧州で強いカードです。
・Mastercardも同様です。
・JCBは、まだまだ欧州ではシェア率も低いのですが、アジア圏では強いという特性があります。
特に、使いやすい国際ブランドは?
クレジットカードが使える店では、VISAカードを持っていると大半が使用できます。
そういう意味では、VISAカードを持っているなら台湾旅行でも不自由は無いはずです。
Mastercardの場合は、VISAにはおよびませんが、同じく大半の店で使用可能です。
その次のブランドは、中国の中国銀聯(デビッドカード形式)でシェア10%で3位です。
そして、アメックスのシェア3%で4位です。
最後が日本のJCBでシェア率1%で5位です。
しかし、ここ台湾ではその順位が少し変わります。
VISAとMastercardの順位は変わりませんが、JCBが3位に浮上してきます。
つまり、台湾ではJCBも多くの店(クレジットカード使用可能な店舗)で使用できます。
台湾でクレジットカードは使える

現状からすると台湾のお店では、7割ちかくが使えない店舗だと説明しました。
まだまだ、台湾の人は現金を持ち歩いて、現金取引が主流です。
しかし、クレジットカードが使えるお店が3割はあり、その大半が海外から来た旅行者と接するお店に多いのです。
例えば、クレジットカードの使える場所
・飛行機の国際・国内線のチケット売り場
・外資系の外食チェーン店(スターバックス等)
・大きなレストランやホテル内のレストラン
・ホテル及びホテル内の店舗
・海外資本のブランド店
・免税店(市内・空港等)
・デパートや大型ショッピングセンター(店舗によっては使えない店もある。)
台湾でも海外から来た旅行者にとっては、クレジットカードが役立ちます。
台湾でクレジットカードが活躍する場面

台湾では、大型店舗や海外資本の入っている店では、クレジットカードが使用出来るようですが、
ただ、単にクレジットカードを現金の代わりに使用するというよりも、
クレジットカードの特性を活かした利用方法で使用してください。
せっかく、持っていったクレジットカードを支払いのためだけではなく、
次の利点を活かして活用しましょう。
①台湾通貨に両替するより手数料が格安
台湾での支払いには、現地通貨である台湾ドルに両替する必要があります。
日本の銀行や、台湾に行ってからの空港で、両替は出来ますが、
3~10%の手数料が発生します。
日本円で1万円であれば、300円~1000円が引かれ手元に戻ってきます。
でも、キャッシング機能の付いているクレジットカードであれば、
手数料は、1.63%で抑えることができます。
同じく、日本円で1万円であれば、163円で済みます。
クレジットカードであれば、137円~837円もお得です。
②クレジットカードに付帯保険が付いてる
特定のクレジットカードには90日間の海外旅行保険が付いており、
そのクレジットカードを持って行くだけで、もし病気や怪我に遭遇しても
病院で診察や処置を受けてもお金が戻ってきます。
更に、クレジットカード会社から台湾の現地通訳も付けてくれるサービスもあり、
病状の説明をしたり、医師の診断内容も確認することができます。
これこそ、クレジットカードの重要な活用方法です。
③ホテル宿泊でのデポジットを支払うときに必要
台湾のホテルに宿泊するときに、デボジット(保証金)を支払う必要がありますが、
それをクレジットカードで決済ですることの方が得策です。
ホテルのチェックイン時に請求されるために、予定している宿泊分の料金を用意しなければなりません。
その時点では、台湾ドルでの大金を持っていないことがあるため、クレジットカード決済が役立ちます。
④空港でWi-Fiを借りるときに請求されるデポジット
同じく、海外旅行客用のWi-Fiルーターをレンタルで利用する場合、その利用レンタル料金と同額を
デポジット(保証金)として請求されることがあるので、そちらもクレジットカード決済にしてもらうと便利です。
⑤盗難等の被害にもクレジットカードなら安心
もし、現金が盗難にあっても戻ってきませんが、クレジットカードなら、すぐ連絡をして
クレジットカードの使用を止めことにより、被害は軽微で済みます。
被害が出てもクレジットカードに盗難保険が付いているのでカード会社が保証してくれます。
そして何よりも、カード会社によっては、滞在中に新たなクレジットカードを
用意してくれることもありますので助かります。
⑥自分の荷物が盗難されたり、誤って破損しても補償が付いている
台湾を旅行中に自分の荷物が盗難にあったときや
自らのミスで他人のものを破損や紛失したときも
クレジットカードの旅行品損害保障に入っていれば、10万円まで補償してくれるサービスがあります。
⑦免税店でお買い物はクレジットカードで
特に、免税店でお買い物をする場合は、支払いを済めせても、
一時的にデポジット(保証金)を支払わねばなりません。
この場合もやはり、クレジットカード決済が有効なのです。
⑧クレジットカードなら旅行中に優待も受けられる
台湾での対象店舗でのお買い物の割引クーポン券がもらえたり、
カード会社を通してサービスを予約すると割引が付いていたりします。
また、現地にカード会社の海外デスクがあり、そこで台湾の詳しい情報を仕入れることも可能です。
⑨空港のラウンジを使用できる
どこの空港の待合室も混み合っていて、なかなかゆったりとした旅行気分にはなれません。
特に、帰国時の空港では旅の疲れもあり、出発までの待ち時間にゆっくりしたいものです。
クレジットカードにより空港のラウンジが利用出来るのです。
という具合にいろいろな場面でクレジットカードは、台湾旅行には必需品のひとつです。
しかし、そのクレジットカードを使用する上で注意があります。
クレジットカード支払いでの注意点
せっかく、クレジットカードが便利で持って行こうと決めても
現地で使用する際には注意点があります。
①クレジットカードの支払いは、台湾ドルを選択すること
円払いにした場合、そのお店独自で設定した為替レートで
両替手数料が加算されて割高になってしまいます。
②クレジットカード決済のサインは日本語で
海外旅行でクレジットカードを使用してサインを求められた場合、
海外だからと言って英語表記のサインすると決済出来なくなります。
必ず、あらかじめ書いた日本語のサインで書きましょう。
台湾旅行におすすめのクレジットカード

台湾を旅する場合、現金に加えてクレジットカードも
いっしょに持っていくほうが良いことがわかりました。
じゃ~どのカードにすれば良いのかを説明いたします。
台湾旅行と言うより、海外旅行全般でも役立つカードになります。
それには、現金のキャッシング、デポジット保証、海外旅行保険、
携行品損害補償、台湾での割引、空港のラウンジ使用などの特典が
付いているクレジットカードを選びましょう。
マルイのエポスカード(VISA)
このカードの一番の強みは、なんといっても無料の海外旅行保険が付いていることです。
もし、旅行中に怪我をした場合、200万円までの治療費が無料です。
更に、病気の場合は、270万円までの診療費が無料でついてきます。
どうしても、日本国内では健康保険で守られているため、
海外旅行での医療費の急な負担はやっかいです。
このカードは、慣れない台湾での旅行中にでも安心できます。
そして、携行品損害補償もあり、自分自身の荷物の盗難や紛失に対して10万円まで補償してくれています。
また、不可抗力で器物を破損したおりにも補償対象となっており、安心して旅行ができます。
このように、このカードにVISAのクレジットカードブランドを選択すれば、
クレジットカードが利用できる店舗であれば、大半のお店で使用可能です。
このカードを持っていれば、台湾の空港で台湾ドルでキャッシングが行え、
現金の両替の代わりにもなるのも特徴です。
カードの申込みは、ネットで簡単に行え、マルイの店舗に受け取りにいけば、
即日発行も可能となっており、年会費も無料なので1枚準備しておくと良いでしょう。
セディナカード(VISA)
このセディナカードには、エスポカードにないネットでの繰り上げ返済機能を持っています。
台湾でのATMからキャッシングした場合でも3日後には、ネット返済が可能であり、
この機能を使うと100円の手数料でキャッシングが可能となっています。
しかも、年会費は無料となっています。
ただ、このカードにはが海外旅行保険が付いておらず、カード発行までも
1周間から10日間ほどかかってしまいます。
楽天プレミアムカード(MasterCard)
最後にオススメなのが、楽天が発行している楽天プレミアムカードです。
このカードは年会費が、1万円とちょっとお高いのですが、
まず、入会時に楽天ポイントが7000~8000ポイントもらえます。
このカードで台湾旅行を決済すると、海外旅行保険が付いてきます。
補償金額も300万円まで補償されており、盗難や破損の保険補償もついており、
安心して台湾旅行にも持っていけます。
クレジットカードブランドもVISA、MasterCard、JCBが選択でき、
どのブランドも台湾では問題なく使用できるのです。
そして、このカードの一番の特典は、空港ラウンジが4万円のところを1万円で利用できるところです。
台湾旅行の帰国時に空港ラウンジを利用して快適にくつろぎ、
お食事やお酒も楽しめます。
このようにどのクレジットカードもそれなりの特徴があるのですが、
やはり、現金だけでは台湾旅行は不便さが残り、どれかクレジットカードを
1枚財布に忍ばせておき、必要に応じて利用するのが、かしこい旅行方法だと思います。

まとめ
このようにクレジットカードが台湾で必要なことはわかりました。
しかし、現金も旅行中は必ず必要になりますので、両方準備しておいて下さい。
それでは、どのようなクレジットカードブランドを持って行くのが良いのでしょうか?
①VISA・・・クレジットカードの利用できるお店の大半で使えます。
②Mastercard・・・VISAと同じように大半のお店で使用できます。
③JCB・・・日本では人気のJCBです、台湾でも多くの店で使用できます。
それぞれのクレジットカードブランドのカードに加えて特典の多いカードを選びましょう。
クレジットカードを持っていくことで得られる7つのお得
①身分証明やデポジット機能
②現金のバックアップとして
③ATMキャッシングで両替よりお得
④海外旅行保険(病気、怪我等のサポート)
⑤携行品損害補償(盗難、破損による補償)
⑥特典や割引サービス
⑦空港のラウンジが使える
エスポカードなどは、ネットで申し込み、審査が通れば、
マルイの店舗で即日受け取ることができます。
ただ、どのカードにしても事前に海外旅行保険の使い方やATMキャッシングの
使い方は事前に調べておいた方が無難でしょう。
現地で慌てて利用しようと思っても上手く行かなかったり、
自分が予想した内容と違っていたということもあり得ます。
また、セディナカードのように帰国後、キャッシングがすぐに返せるなら、
手数料が安く済みます。
お得な返済方法を考えて後に尾を引かないようにしましょう。
最後に、楽天プレミアムカードのように年会費1万円を支払っても
空港ラウンジを利用できれば元は取れます。
また、海外では、新型コロナウィルスのような新たな感染病が
発生することもあり、混み合う待合室よりも快適な空港ラウンジで
出国まで過ごすことが、とても価値があります。
いずれかのカードを選ぶにしても、もっもご自身に合ったカードを
更に、利用目的にも合ったカードを選ぶべきだと思います。
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