台湾への旅行が決まりました。
しかし、ちょっと心配なことがあります。
台湾はとても親日的でフレンドリーだと聞いているのですが、
日本とは違う習慣やマナーに関してあまり知らないのです。
台湾旅行を楽しむためにも、トラブルには巻き込まれたくはありません。
そんなためにも、事前に、台湾旅行での注意点やトラブル対策は知っておきたいものです。
ここでは、最新の台湾旅行での注意点とトラブル対策をご説明いたします。
■目次
台湾旅行での注意点(お金編)
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台湾旅行で欠かせないものは、お金です。
もし、お金が盗まれたなら、どうしますか?
ひょうとすると、台湾旅行を中止せざる得ないかも知れません。
お金以外にも、パスポートやクレジットカードももちろん大切ですが、
今日明日必要なお金を盗まれたたならば、本当に困ってしまいます。
それらのお金に関する注意点を見ていきましょう。
1.両替での注意点
両替は、日本で両替すると損をします。
つい、「日本の方が安心だから、日本で両替を済ませよう!」と思いがちです。
なぜなら、日本ではレートも良くなく、更に、手数料も高いので日本での両替はオススメできません。
台湾で両替する方がお得です。
それに、台湾に着いてから空港などには、両替所があるので両替は可能です。
慌てなくても、航空機の発着時間内は、両替所が開いているので安心できます。
また、台湾の空港の両替所は日本に比べて、レートも良く、手数料も安いので絶対お得なのです。
①両替は、慌てて日本でせず、台湾に着いてから両替すること!
なぜなら、為替レートも良く、手数料も安いからです。
2.クレジットカードでの注意点
まだまだ、台湾ではキャッシュレスが進んではいません。
実に、お店の7割近くが現金での支払となっていることから、
クレジットカードは、不要と判断して持って行かないと思いがちです。
その判断は誤りです。
台湾を旅行する上でクレジットカードは必需品なのです。
①身分証明として活用できる。それに、ホテルやWi-Fiを借りるときのデポジット証明
②現金が底を付きかけたときのバックアップとして必要です。
③台湾での両替するよりも、更に、台湾のATMでキャッシングすると手数料がお得です。
④クレジットカードに海外旅行保険が付いていると怪我、病気にも安心です。
⑤同じく、クレジットカードに携行品損害補償が付いていると盗難、破損による補償にも安心です。
⑥クレジットカードでの特典や割引サービスが受けられお得です。
⑦空港のラウンジが使えてお得なのです。
だから、クレジットカードは、是非1枚持参して下さい。
但し、クレジットカードでの詐欺には、くれぐれも注意しましょう。
台湾旅行での注意点(交通事情編)
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台湾での公共交通機関であるMRT(地下鉄)やバス、タクシーでの利用での思わぬ失敗に注意しましょう。
また、台湾での交通安全や道路事情にも注意してください。
1.台湾のMRT(地下鉄)での注意点
台湾のMRT(地下鉄)の車内でのガムや飴を食べることは禁止です。
また、水、その他飲料水を飲むと罰金を取られますので注意しましょう。
地下鉄車内での「博愛座」と書かれたシートは、シルバーシートなので、
お年寄りや赤ちゃんのいる女性、妊婦、身体障害者には席を譲るように注意しましょう。
①MRT(地下鉄)でのガム・飴等を食べることや水などを飲むと罰金があります。
②「博愛座」と書かれたシートは、シルバーシートなので座らない。
2.タクシーでの注意点
台湾を走るタクシーは色が黄色で統一されていて目立ちます。
日本と同じように手をあげて乗車します。
ちょっと日本のタクシーとは事情が違いますので注意して下さい。
①台湾のタクシーはドアが手動なので、自分で開け、閉めしてください。
②行き先は、紙に書いて運転手さんに渡して行き先を確認してください。
③タクシーに乗車したら、シートベルトを使わないと罰金を取られますので注意してください。
④夜には、ひとりでタクシーに乗らない、特に、女性のひとりは危険です。
⑤客引きしているタクシーには、絶対に乗らないでください。
3.バスに乗るときの注意点
台湾のバスは、停留所で待っていてもそれだけでは停まってくれません。
バスが来たら、タクシーと同じように手を上げて乗る意思を示しましょう。
①バス停で待っているだけではバスは停まってくれません。
お目当てのバスが来たら、手を上げて乗る意思を示しましょう。
②バスの車内でも飲食は禁止です。もし、飲食すれば罰金となります。
4.交通安全での注意点
台湾での公共交通機関やタクシーは日本に比べて安いのですが、
街中の車やバイクの運転が荒っぽいのでくれぐれも交通安全には注意が必要です。
①タクシーやバイクは、運転が荒っぽいので街中での交通安全には注意してください。
②台湾では、歩行者優先ではないので信号での横断には注意してください。
また、車は右側通行なので、車の確認は左側から先に確認してください。
③道路では、段差が多いので注意してください。
④雨の日が多いので、道路の水溜まりや冠水に注意してください。
⑤停まっているバイクのマフラーが熱気があり、
横を通るときにマフラーに触れて、やけどしないように注意してください。
⑥台湾の車やバイクは全般的に交通マナーがとても悪いので注意してください。
台湾旅行での注意点(水事情編)
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日本のように水道水が直接飲める国は、世界でも圧倒的に少ないのが現状です。
台湾でも水・飲み物には絶対に注意してください。
1.水道水での注意点
台湾の水道水は、直接は飲めません。
販売されているミネラルウォーターを購入してください。
①台湾での水道水はそのままでは飲めません。
お腹を壊します。
②台湾での水道水を歯磨きや顔を洗うぐらいは、問題ありません。
③レストランで出された水も飲まない方が良いでしょう。
④水を飲む場合は、ミネラルウォーターを買ってください。
2.ドリンクスタンドでの注意点
タピオカミルクティーなど美味しい飲み物などを販売しているお店です。
美味しい飲み物が売られているお店でも、
少し不衛生的なお店もありますので注意してください。
①台湾のドリンクスタンドで販売しているお茶には、すでにお砂糖が入っているので、更に、お砂糖を入れないでください、とんでもない甘さになってしまうので注意してください。
②ドリンクスタンドには不衛生なお店もあるので店の清潔感には注意してください。
台湾旅行での注意点(ホテル・レストラン編)
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台湾のホテルやレストランでの注意事項もありますので、
是非、ご確認しておいてください。
1.ホテルの電源での注意点
日本から持っていった家電を台湾のホテルで使う場合も注意が必要です。
しかし、大半の日本の家電は台湾では使えます。
①日本国内専用のドライヤーやヘアアイロンは台湾では故障の原因となる場合がありますので、注意しましょう。
日本の電圧は100Vで、台湾の電圧は110Vと若干違っているからなのです。
②台湾のホテルのコンセントは、大体がAタイプですが、
たまにCタイプのコンセントのホテルもあるので注意しましょう。
③電圧では、日本の電圧は100Vで周波数は50ヘルツと60ヘルツがあります。
台湾の電圧は110Vで周波数は60ヘルツで範囲内なので使用できます。
2.チップでの注意点
台湾でのホテルやレストランでは、基本的にチップをあげる習慣がありません。
レストランによっては、サービス料金として10%を取っているところもあるぐらいです。
①ホテルやレストランでチップをあげる必要はありません。
3.インターネット環境での注意点
スマホやPCなどは、ホテルや空港、大型のショッピングセンター内で
フリーWi-Fiの範囲でインターネットに繋がりますが、それ以外の街中では繋がりません。
①街中や移動中などは、スマホはネット接続ができません。
②携帯会社の海外パケット通信は、1日\3,000-でとても高くつくので注意しましょう。
③海外用ポケットWi-Fiのレンタルサービスの方が安くお得です。
4.クーラーでの注意点
ホテルやレストラン、その他の商業施設では、クーラーなどの冷房を強めに効かしています。
少し寒いぐらいなどで、寒さ対策として長袖を1枚持っていたほうが良いでしょう。
①ホテルのクーラーは冷房のみで暖房の機能がないこともあるので、寒さ対策での注意が必要です。
②MRT(地下鉄)やバスなどは、冷房を強めにしているのでここでも、寒さ対策での注意が必要です。
5.レストランでの注意点
台湾の料理は、日本人にも合っていてとても美味しいのですが、脂っこいので胃もたれに注意しましょう。
胃腸が心配な方は、日本から薬を持参したほうが良いでしょう。
①レストランでの台湾料理は、非常に脂っこいので注意が必要です。
②台湾での街中の食堂では、日本のようなお冷は出ませんので、
お水を持参するほうが良いでしょう。
③台湾でのローカルな食堂では、犬を飼っている店もあり、
犬の横で食事をする場合もあるので、犬の苦手な方には注意が必要です。
台湾旅行での注意点(日常編)
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台湾での日常的な暮らしの中で日本とは、違う習慣やルールが存在しますので、
この辺りを理解した上で、台湾旅行を楽しんでください。
1.トイレでの注意点
2017年3月以前は、トイレにトイレットペーパーは流してはいけないルールでした。
以前は、水溶性のトイレットペーパーではなかったので、パイプに詰まるために流せなかったのです。
そのため、トイレに張り紙(トイレットペーパーを流すのは禁止)がある場合は、トイレのゴミ箱に捨ててください。
①街中や店舗でトイレットペーパーを流せないトイレがあるので注意してください。
②水溶性のティシュを持参するほうが良いでしょう。
2.喫煙での注意点
台湾では、2009年に「タバコ煙害防止法」(?害防制法)が制定され、喫煙には厳しくなりました。
禁煙場所で喫煙したら、罰金になることもありますので、注意が必要です。
①台湾では、ほぼ室内で喫煙することは、禁止です。
屋外では吸えますが、ポイ捨てや歩きタバコは禁止です。
②喫煙ルールに違反した場合は、台湾ドルで2,000元~10,000元(日本円で8,000円~40,000円)の罰金になります。
③台湾にはアイコスなどの電子タバコや加熱式タバコの持ち込みは禁止です。
3.日本語での注意点
台湾では、日本の文化や言語が浸透しており、特に年配の方で日本語のわかる人が多いので、
誤解を生むような日本語を街中で話さないように注意しましょう。
①街中では、軽率な日本語を話すとトラブルの原因になるので注意しましょう。
②英語よりも日本語の方が通じる場合があります。
4.祝日での注意点
台湾の祝日は、盛大なイベントが開催されます。
そのイベントを観光の目的に台湾を旅行される方も多いと思いますが、祝日での注意点があります。
台湾では、祝日と週末が重なった場合、金曜日や月曜日が振替休日となり、お店が閉まっていたり、
混み合っている場合もありますので、注意が必要です。
台湾での祝日(2020年版)
①2020年1月23日~29日 春節(旧正月):日本のお正月に当たる祝日です。連休7日間
②2020年2月8日 元宵節:ランタンが空へ舞い上がる十分の平渓天燈祭が有名です。連休1日間
③2020年4月2日~5日 児童節・清明節:日本のお盆と同じく帰省ラッシュがあります。連休4日間
④2020年6月25日~28日 端午節:各地の川でドラゴンボートレースが開催されます。連休4日間
⑤2020年10月9日~11日 国慶節:台湾各地でパレードが開催され、連休となります。連休3日間
以上が主だった祝日で、連休が続きますので注意してください。
台湾旅行での注意点(お買い物編)
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台湾旅行の楽しみのひとつにお買い物があります。
日本にも近い文化ですから、着るものから食べるものまで、意識が日本人にとても近いのです。
それに日本よりも物価が安いので、お得にお買い物ができます。
更に、海外旅行者の特権で免税店でのお買い物では、税金が返ってきます。
1.免税店での注意点
台湾の免税店は、日本とは違い、消費税が減税されているのではなく、
買ったお代金から、税金を返してもらう制度です。
①台湾の免税店は、購入後に税金(消費税の5%分)を返金してくれる制度です。
②免税対象のお店は、TRSの標識のあるお店のみです。
③免税店で購入した場合、領収書(統一發票)と還付明細申請書は捨てないでください。
④免税の条件は、同じ日に同じ店で税込2,000台湾元以上のお買い物した場合のみです。
2.レシートの注意点
日本では、お買い物が終了した後、レシートを捨てていませんか?
台湾ではそのレシートに宝くじの番号が入っていますので、捨てないでください。
①お店で買い物をした後のレシートは宝くじが付いているので、捨てないでください。
②但し、そのレシートが当選した場合、台湾のコンビニやスーパーでしか換金できないので、
しばらく台湾旅行へ行く予定がない場合は、換金できないので注意しましょう。
3.スーパー、コンビニのお買い物での注意点
日本でも、スーパーやコンビニでのレジ袋が有料化されるそうですが、。
台湾では今もうすでにレジ袋は有料化されているので注意しましょう。
①スーパー、コンビニでのレジ袋は有料なのでマイバックを持って行きましょう。
②スーパー、コンビニで売られているお茶は甘いので、無糖のお茶を購入しましょう。
台湾旅行での注意点(その他編)
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台湾は日本からも近くて3~4時間も飛行機に乗れば、到着してしまいます。
しかし、東京から台北まで2200kmも南に移動するので、気候が変わります。
1.台湾での気候での注意点
台湾は、日本の沖縄よりも南に位置していることもあり、
気候が熱帯に近い気候なので、暑さ対策や蚊・害虫には注意しましょう。
①台湾の紫外線は、日本に比べ2~4倍強いので注意しましょう。
②台湾は、熱帯に近い気候なので、蚊や害虫対策で虫除けスプレーを持参しましょう。
③台湾は雨が多いので、外出するときは折りたたみ傘を携帯してください。
④台湾は冷房を強くしているので長袖の上着を1枚、バックに入れておいてください。
2.台湾の温泉での注意点
台湾に行ったら、台北から日帰りで行ける新北投温泉に行く方も多いのではないでしょうか。
但し、台湾で温泉に入る場合は、水着着用になっているので、日本から水着を持参してください。
①台湾の温泉に入る場合は、水着着用なので注意してください。
台湾で事故や犯罪に巻き込まれないための注意点

台湾は、海外の中でも比較的、治安の良い国だと言われています。
しかし、街中の交通量は多く、運転マナーも荒っぽいので事故に合うケースもあります。
また、日本語を話せる人も多いので、軽率に誘いに乗らないことが大切です。
1.事故に合わないための注意点
台湾での車やバイクは、運転が荒いドライバーも多く、非常に危険です。
特に、交差点での事故が多く、歩行者も優先されていません。
①台湾の交差点は歩行者優先でないことに注意しましょう。
②タクシーに乗車したときは、必ずシートベルトをしましょう。
③台湾の道路での車は右側通行で、日本とは反対なので注意しましょう。
④道路には、バイクがとても多く、スピードを出して走っているので注意しましょう。
ここからは、犯罪に関する情報です。
ちょっとした油断から犯罪に巻き込まれることもありますので、注意してください。
2.犯罪に巻き込まれないための注意点
ここからは、台湾での旅行者を狙った犯罪に対する注意点を見ていきましょう。
台湾は治安が比較的に安全といっても、日本人が犯罪に巻き込まれるケースが多く発生しています。
そのケースとは、スリや置き引きなどが多くあり、詐欺被害なども発生しています。
①スリや置き引きに合わないために多額の現金を持ち歩かない。
②クレジットカードでの詐欺被害もあるので、むやみに日本語の誘いに乗らない。
③手荷物を身から離さないように注意しましょう。
④夜の女性のひとり歩きは避けましょう。
⑤パスポートを盗まれたときのために、パスポートのコピーを持参しましょう。
⑥台湾に持っていくクレジットカードの番号を控えておきましょう。
⑦貴重品(パスポートや帰りの航空券)などはホテルのセーフティボックスに保管しておきましょう。
⑧必ず、海外旅行保険には加入しておきましょう。
⑨リックを大勢の人の中で背中で背負わず、前で抱えていましょう。
⑩治安の悪い地区には、入らないようにしましょう。
このように自分自身は自分で守るしかありません。
台湾と言えども用心に越したことはありません。
台湾旅行での注意点(まとめ)
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楽しいはずの台湾旅行を知らなかったばかりにルールを無視してしまい、
後で大きな後悔のすることがないように注意してください。
・両替は、台湾で、更に、クレジットカードでキャッシングするとお得
・トイレで紙が流せないトイレもある
・MRT(地下鉄)とバスは飲食禁止
・「博愛座」と書かれたシートには座らない
・タクシーのドアは自動ではない
・台湾の交通ルールは、歩行者優先ではない
・路線バスは手を上げて合図しないと停まってくれない
・台湾での水道水は飲まないこと
・チップは必要ない
・スーパー、コンビニでのレジ袋は有料
・レシートには宝くじの番号が書かれているので捨てない
・室内や公共の場ではタバコは吸えない
・タバコのポイ捨てや歩きタバコは禁止
・電子タバコや加熱タバコは持ち込み禁止
・冷房の効きすぎのため上着を持参
・紫外線対策や蚊・害虫対策が必要
・台湾での祝日は、お店が閉まっていたり、混雑します
・温泉には水着着用で
・道路での車は右側通行
・大金を持ち歩かない
・スリや置き引きに注意
それほど多くはないのでこれらの注意点を守ってください。
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