
今回はこの悩みに対して、有効な動画学習の方法を紹介します。
私の周りには語学の学習のためドラマや映画を見ている人がたくさんいます。
しかし、動画での学習を通じてちゃんと上達する人もいれば全く上達しない人もいるのが事実。
この記事では、毎日動画を通じて中国語を学習してきた私が、動画での学習でしっかりと成果を上げる方法を解説します。
たった1つのポイントを実践するだけで動画での学習効率が格段と上がりますので是非記事に書いてある内容を実践してみてください。
それでは本題に入ります。
■目次
中国語で動画を見るだけでは上達しない

まず初めに断言します。
ドラマ、映画、YouTubeなどを中国語で見たからと言って中国語は上達しません。
やり方によっては全く上達しません。
一番やってはいけない方法は、日本語字幕を付けて動画視聴するということです。
これでは中国語の学習ではなくてただの娯楽。
「楽しかった~」という感想だけが残り、中国語が上達することはないのです。
それではどのようにしてドラマ、映画、YouTubeを見れば効率的に学習ができるのでしょうか。
動画学習で中国語を効率的に上達させる方法は?

中国語字幕で視聴しよう
結論から言うと、
中国語字幕を付けて動画を見る
これが動画学習で最も効率的な学習方法です。
〇 「中国語」字幕をつけて動画視聴
✖ 「日本語」字幕をつけて動画視聴
中国語字幕で動画を視聴する理由

ここで、なぜ中国語の字幕を付けて動画を視聴するのが良いかを説明します。
それは、日本語字幕で動画を視聴すると、動画学習の効果を享受できないからです。
動画学習の効果とは、
①知らない単語やフレーズを覚える
②知っているが聞き取れない単語やフレーズを聞き取れるようになる
主にはこの2つです。
特に②については、音と字幕を紐づけ、「この単語は実際にはこのように発音されるんだ」という気づきが生まれ、慣れてくれば字幕なしでも聞き取れるようになります。
これが動画学習による効果(上達)です。
しかし、日本語の字幕を付けて動画を視聴すれば、まったくこの効果(上達)が得られません。
※一部例外はありますがここでは詳細は割愛します。
日本語の字幕を追うことに集中するので、先に述べた①と②の学習の機会を失うことになります。
だから、動画学習の際には日本語字幕ではなくて中国語字幕で視聴するべきなのです。
中国語字幕で動画を視聴するコツ
①日本語字幕→中国語字幕でOK
もし、中国語字幕だと動画の内容が理解できない場合、先に日本語字幕で動画を見てOKです。
日本語字幕で動画のおおよその内容を把握してから中国語字幕で見る。
中国語初心者の方にはこの方法がおすすめです。
②毎日動画を見る
ドラマや映画、YouTubeを通じて中国語を学習するのは非常に良い学習方法です。
しかし、たまにやる程度ではあなたが望む効果は得られません。
やるのであれば、しっかりと継続しましょう。
日々動画視聴する時間は1分~10分で充分です。
その代わり、毎日やることで中国語学習が習慣となり、習慣が大きな成果を生み出します。
習慣化の方法についてはこちらの記事でもまとめていますのでご参考ください。
中国語学習におすすめのドラマ・映画・YouTubeを紹介

最後に中国語学習におすすめのドラマ・映画・YouTubeを紹介します。
中国語学習におすすめのドラマ
犀利人妻(結婚って、幸せですか)
2010年に台湾で大ヒットした恋愛(不倫)ドラマです。
このドラマで出てくる「小三」(愛人という意味です)という言葉が流行語になるなど社会現象を巻き起こしました。
このドラマは比較的中国語が聞き取りやすいです。
また、テーマが不倫なので上品でない言葉や皮肉表現など、教材では学べないリアルな言葉が学べます(笑)
中国語学習におすすめの映画
我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)
こちらも台湾で2011年に公開されて大ヒットとなった青春映画です。
日本でも山田裕貴主演でリメイクされ、2018年に公開されています。
私自身、10回以上見て、すべてのセリフを覚えました。
この映画も中国語が比較的聞き取りやすく、難しい表現もあまり出てこないので中国語の学習には非常におすすめです。
中国語学習におすすめのYouTube
眾量級CROWD
「眾量級CROWD」は台湾の国民的YouTuberです。
ドッキリ系の動画がメイン。
どの動画も心から笑えます(笑)
あとは日常でのリアルな会話を学ぶには最適なYouTuber、おすすめです。
また、こちらの記事では中国語学習におすすめのYouTuber10人を紹介していますのでご参考ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
動画での学習自体は、非常に有効な学習方法です。
ただ、やり方を間違えると全く中国語が上達しないので、みなさんは今後中国語字幕を付けて動画を見てみてください。
また、動画以外のおすすめの学習方法についてはこちらで解説していますので併せて参考ください。